よくあるご相談内容 離婚後、我が子を手元に置いて育てるためには、何が必要なのか どのくらいの財産が分割されるのか、離婚する前に確認しておきたい 相手が浮気しているようだが、調査会社に頼むべきだろうか 男女間の問題では、「相手に裏切られた」「顔も見たくない」などの想いが、どうしても先行してしまうものです。もちろん、ご依頼者の想いや感情はとても大切です。しかし、後悔しないためにも、その場の感情だけで判断を下さず、これからの生活も踏まえて、どのような行動が良いかを考えるよう心がけるようにしてください。特に大切なことは、今後のご依頼者の将来や生活の見込み、お子さんのことです。 弁護士へ相談するメリット 親権や金銭の交渉に際し、ご依頼者に少しでも有利になるような条件を引き出します。離婚時に財産分与の対象となる財産を明らかにし、適切な金銭的な評価に基づく財産分与が可能です。慰謝料や養育費など、どの程度認められるのかという見通しをお示しいたします。 ケース紹介 子どもの問題の場合 ご相談内容 父親からのご相談。インターネットで調べたところ、男性が親権を確保するのは難しいとのこと。しかし、子どもに対し何らかの責任は果たしていきたい。 当事務所の対応 ご依頼者がおっしゃるとおり、お子さんが幼少の場合には、母親側に認められることが多いのは事実です。ただし、親権者として父親側がふさわしいとされるケースもございますので、事情を無視して最初から諦めるのは早計です。親権そのものが認められないにしても、面会交流でお子さんとできるたけ交流できるよう交渉の余地は残されているでしょう。 結果 奥さんは、当初、お子さんを月に1回も父親に会わせたくないという意向でしたが、奥さんにご依頼者の誠意を何度も伝えたところ、月に1回以上の面会交流が認められたほか、年に1回の宿泊旅行をさせてもらえることになりました。また、高価な物でなければ、季節の行事の際のプレゼントを贈ることも認めてもらえました。 ポイント 親権は、父親か母親かで決まるのではなく、「子どもの福祉にとってどちらがより適切か」という視点が重視されます。具体的には、これまでの監護養育の実績や環境、経済力、近隣の親戚の有無、親の教育レベル、子どもの意思などが挙げられます。 金銭の問題の場合 ご相談内容 夫婦間の共有財産に親族が経営している会社の未公開株が含まれ、適切な値が付けられないため、離婚時の交渉に手間取っている。 当事務所の対応 公認会計士と協力して、未公開株の評価をお願いしました。 結果 相手方も計算方法が異なる算出により自分に有利な主張をしてきました。計算の方法によって評価が異なるため、両者に大きな開きが生じました。裁判所に判断を仰ぐことになるかと思っていましたが、会社の実態を踏まえた交渉によって双方が納得する評価での合意ができました。 ポイント 期待を込めて購入した未公開株だけに、それなりの思い入れがあり、財産としての換算が難しいケースでした。このような数値に表しにくい資産でも、適切な評価を下すことが可能です。 浮気・不倫に伴う慰謝料請求の場合 ご相談内容 主人が浮気をしているようだが、相手の女性に対して慰謝料請求をしたい。 当事務所の対応 まだ臆測の域を出なかったため、証拠集めのアドバイスを差し上げました。探偵に依頼しても、裁判での証拠を見据えた調査や報告書が必要です。状況によっては、ご自分で調べることも可能です。 結果 メールやSNS、GPSなどの証拠から、不貞行為が明白であったため、離婚が早期に成立しました。相手の女性に対する慰謝料請求も考えましたが、ご主人が多額の財産分与を行ったため、相手の女性には請求しませんでした。 ポイント 本件とは直接関係ありませんが、浮気が会社にバレると、会社を辞めなければならないと思われている方もいます。会社に退社を迫られても、会社に業務用の影響が全くなく、解雇理由にもあたらない場合には、応じる必要はまったくありません。そのような場合には、会社に居づらくなるという事情はあるものの、退社は義務ではないことにご注意ください。 離婚・男女問題に関する弁護士費用 離婚問題 裁判手続を利用しない場合(交渉) 着手金33万円~報酬金請求内内容に応じる 裁判手続を利用する場合(調停) 着手金44万円~報酬金請求内内容に応じる 裁判手続を利用する場合(訴訟) 着手金55万円~報酬金請求内内容に応じる 不倫の慰謝料請求 裁判手続を利用しない場合(交渉) 着手金33万円~報酬金請求内内容に応じる 裁判手続を利用する場合(調停・訴訟) 着手金 44万円~ 報酬金 請求内内容に応じる ※ 別途、消費税・実費(一定の場合は日当)がかかります。※ その他費用は、お問い合わせください。