【ご相談内容】
大学生(女性)からのご相談。某サイトに、氏名と住所地情報が書き込まれてしまっている。また、不倫をしているなど虚偽の事実も書かれているので、消してほしい。就職活動にも影響しては困るので、早い対応をして欲しい。
【結果】
掲示板の運営会社に対して、削除理由や侵害されている権利、対象URLや書き込み箇所などを特定して削除依頼をしたところ、数時間後には削除対応がなされました。仮処分を行う必要はなく、早期の書き込みの削除が実現されました。
【ポイント】
権利侵害が明白なものや、一定の類型のもの、利用規約違反の書き込みなどは、管理者の判断で削除対応がなされることがあります。サイトの規約、問合せ先、転載の可能性、過去の対応状況など、サイトごとによって異なるので、各サイトに合わせた削除請求をする必要があります。裁判手続も見据えた、早期かつ適切な対応が被害を最小限にする方法です。